はじめまして。まえまえです。ここまで足を運んでくださりありがとうございます。
前田佳宏(まえまえ)
精神科医・心療内科医。
東京大学医学部附属病院精神神経科出身。和クリニック院長。
著書「泣きたくなったら壁を押せ」サンマーク出版。
ほかの精神科医と何が違うのか
多くの精神科医は、診察時間10分・投薬が中心です。
私は、ストレスやトラウマの治療を専門とする診療所を中心に、30〜60分かけて自ら心理療法を提供してきました。その総時間は1,500時間以上、対応してきた患者さんはのべ3,000人以上。大人と子ども両方を診る精神科医は少なく、さらに心理療法を自分で提供している精神科医はさらに少ない。
「薬で症状を抑える」ではなく、「その人が自分の苦しさを理解して、少しずつ扱えるようになる」ことを目指しています。
著書『泣きたくなったら壁を押せ』
トラウマケアを通じて回復していく登場人物たちの物語を追体験しながら、身体心理療法の理解・自己調律プロセス・日常でできるセルフワークを感覚的に学べる小説です。
経歴
- 2013年 島根大学医学部卒。東大病院初期研修・精神科医局入局
- 東京警察病院・国立精神神経医療研究センター等で専攻科研修
- 都内クリニックで3年間、児童精神科専門外来を担当
- トラウマ専門外来にて1,500時間以上の心理療法を自ら提供
- 2021年より町田にて和クリニックを開業。cotree顧問医・産業医も務める
- 精神保健指定医。日本小児精神神経学会所属
心理療法の専門性
精神分析・認知行動療法・家族療法・トラウマ療法を体系的に研修。具体的には以下の訓練を経ています。
- 東大医局にて精神分析学会会長等によるスモールグループコンサル 3年間
- 対象関係論講座 3年間 修了
- 認知行動療法センター長(堀越先生)による認知行動療法講座 1年間 修了
- 家族療法技法訓練(通年)・子ども思春期精神分析グループコンサル(通年)修了
- トラウマ焦点化認知行動療法・薬物依存症集団療法研修 ほか多数
認知処理療法マニュアル「トラウマへの認知処理療法」の部分監訳。抗不安薬減薬に関する論文共著(国立精神神経医療研究センター薬物依存症研究班)。
メディア・発信
- NHK「おはよう日本」・テレビ朝日「サタデーステーション」出演
- yahooニュース・朝日小学生新聞・CREA・週刊女性セブン・東京スポーツ新聞 掲載
- 教育メディア「ソクラテスのたまご」連載
- 学事出版『#学校ってなんだろう』共同著者
活動
しなここメイト
自分や相手の反応に振り回されやすい人が、反応を責めるのではなく理解して少しずつ扱えるようになるためのオンラインコミュニティ。Discordベース。
→ 公式LINEより参加
ゲーテカフェ
価値を押しつけず、問いを深めあう哲学対話の場。不定期に開催。
原点とこれから
10歳のころ、私は「自分はどこかおかしいのかもしれない」と思っていました。現実がつまらなく感じた。考えを押しつけてくる人が苦手でした。うまく話せなかった。
でも、物語の中の登場人物たちは違いました。自分で考えて、自分の道を選んでいた。私はその姿に惹かれ、自分もそうありたいと思いながら育ちました。
精神科医になって気づいたことがあります。「うつ」でも「不安」でも「発達障害」でも——苦しんでいる人の多くは、自分を責めていました。「なぜ変われないのか」「なぜこんなに弱いのか」と。
でも違う。それは弱さではなく、反応でした。過去の経験が神経系に刻まれた、自然な応答です。
相手や自分の反応を理解して、少しずつ扱えるようになれる場が必要だと確信しました。
だから私は1,500時間以上の心理療法を自ら提供してきました。診療では届く場所や人数に限りがあったので、本を書き、情報発信、コミュニティを作っています。
自分のことを制限してしまう人が、自分のままで前に進めますように。それが私のしていきたいことです。
