【哲学カフェ】『記憶との付きあい方』を哲学対話しました

ゲーテカフェ

こんにちは。まえまえです。2019年6月30日のゲーテカフェは、下記のテーマになり、問いを深めあいました。

『記憶との付きあい方は?』

この記事を通して、ゲーテカフェの雰囲気を感じてもらえたらいいなと思います。

目次

  • 記憶は生きている
  • 記憶と感情
  • 言葉にしない記憶

以上の3点で私が感じたことをまとめました。

記憶は生きている

誰かがしていた、あの行動はいま考えると私のためを思ってしていたのかもしれない。

そんな経験はありませんか?

そのときは気づけなかったけど、時間が経ったり自分の状態によって、記憶が変わるという話がでました。

自分に余裕がなかったら、自分を守るように記憶しているかもしれません。それもいいんですよね。

同じ時間を過ごしてる人同士でも記憶のズレがあります。

同じリンゴでも、そのリンゴに伴う意味、記憶、ストーリーはみんな違いますよね。

いっしょにはできないと思うくらいがちょうどよくて、その『ズレ』を楽しんでもいいかもしれません。

記憶と感情

忘れたい記憶には嫌な感情がくっついていたりしませんか?

強い感情が伴っていると、よくも悪くも忘れにくいのかもしれません。

そして、その感情がゆるんでいくと、おだやかな記憶に変わることもあるかもしれません。

こころがぐっと動いたときの記憶ってどんなのでしょうか?

同じことを10年後も覚えている記憶にするには?

もしかしたら、自分の頑張りや他人の配慮に目を向けてもいいかもしれません。

うまくいかなくても、自分がやれる範囲で頑張ったのならそれでいいかもしれません。

言葉にしない記憶

悲しくなったとき、あなたはどうしてますか?

自分の気持ちにあった音楽を聞いて、悲しみがどこから来ているのか気づいていき、

そして、悲しみきることで自分を受入れられるようになる。

そんな話がありました。

ただの悲しみではなく、どんな悲しみなのか。いろんな感情が混じっているのかもしれません。

この記憶は悲しい記憶だと、単純に言語化したら見落とされる感情があるかもしれません。

人はあえて言葉にしないで記憶してきたのかもしれません。

そして表現を試みてきたのかもしれません。その気持ちを忘れないように。

その気持ちがいつか誰かに届くように。

まとめ

いかがでしたでしょうか。皆さんにはどんな風にみえてるでしょうか。

少しでもゲーテカフェの雰囲気が伝われば幸いです。

ゲーテカフェは毎月1回渋谷でしております。詳しくはゲーテカフェの案内をご覧いただけたらと思います。

最後に、今回ゲーテカフェに参加された皆さん、ともに対話の場を作ることができて嬉しかったです。ありがとうございました。

またどこかでお会いするのを楽しみにしています。

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