価値を押しつけずに、問いを深めあう対話の場。
渋谷のカフエマメヒコで、2017年からつづいています。
ゲーテカフェは、哲学者の思想を話しあう場ではありません。
いろんな悩みを抱えながら、いまを生きている皆さん自身を大切にする場です。
「人生がすこし豊かになる、より多くの気づきが得られる」ような、おだやかな対話の朝を過ごしていただけたらと思っています。
私がよく通っている渋谷のカフエマメヒコには、「ゲーテ診療所」という作品があります。合唱とゲーテの言葉で、患者さんが少しずつ元気になっていく物語です。
あの劇場で起きていたことを、リアルでも体験してもらえたら。そう思ってオーナーに相談したところ、快く受け入れてくださいました。
2017年。そうしてできたのが「ゲーテカフェ」です。
ゲーテカフェは「哲学対話」をベースに作られています。
私に哲学対話を直接教えてくださった、東京大学・梶谷真司先生の言葉から。
哲学対話とは、子どもたちの思考力を養うために 70 年代にアメリカで始まった「子どものための哲学」に由来する。
身近な問いから出発して、グループで一緒に問い、考え、話をしていくものである。
海外の教育では、考える力や対話する力が大事だとされ、哲学対話の授業が作られてきました。安全な対話を通じてお互いの理解が深まり、クラス全体の成績まで上がることもあるそうです。
映画『ちいさな哲学者たち』は、フランスの幼稚園で行われた哲学対話の物語です。
日常がキラキラ光っていく感じ、その日々の楽しみ方を皆さんにも味わっていただけたら。
ゲーテカフェには、シンプルな三つのルールがあります。
それから、リンゴを持っている人だけが話します。
ポッと出てきたことを、そのまま話してみてください。話題が違っても、まとまっていなくても大丈夫です。
みんなが黙っているときは、「みんな何か考えているんだなあ」と思って、その時間も大切にしてみてください。
押しつけたくなったら、自分が「どうしてそう思ったのか」に関心を向けてみる。批判も同じです。
所要時間は 90 分ほど。あらかじめ決まった結論はありません。
それぞれの「問い」を、ゆっくりと深めていきます。
はじめに簡単な自己紹介をします。続いて、互いを知るためのちいさな質問ゲームから入ります。
日常のなかで思う「問い」をみんなで出し合い、今日深める一つを決めます。
心理療法とコーチングの技法も使いながら、皆さんの考えを深めるお手伝いをします。なにかを決めるのではなく、より多くの気づきを得られたら。
ここで話されたことは、カフェの中だけに留めます。安全な場であることを大切にしています。
※ 安全な場をつくるため、個人の話はカフェ内だけに留めます。
これまで深めてきた問いを残しています。
ゲーテカフェの空気を、すこしだけ覗いてみてください。
今後の開催情報は、公式 LINE と X でお知らせしています。
ご質問やお問い合わせも、お気軽にどうぞ。